kitunemaskの日記

2019年2月に移らされました。稀に更新してます。

日々の徒然372

ボードゲーム


いやー、以前に書いたと思ってたら、まだだったみたいなんで
のっけてみましょう。
いつ頃書いたんだろうね?
結構前だと思うんだけどなぁ。



最近ドイツゲーム、いわゆるボードゲームをやるようになったんだけど、
たいていのゲームは2〜4人向とか、3〜5人向とかになっている。
当然、人を相手にやるゲームなので人数は多い方が楽しいのであるが
我が家には二人しかいないので、畢竟二人で遊ぶことが多くなる。
そして二人でやると、たいていの場合つまらなくなるのである。


理由はいくつかあるかとは思えるのだが、結果が一方的になりすぎる
傾向が強くなることが問題じゃないかなと。
まぁ、4人でやれば一人が抜け出そうとすると止めるプレイヤーは
3人いて、内一人が止められなくっても誰かほかのプレイヤーが
止められれば走り出されたりはしないんだけど、2人ではそうは
いくわけにも行かず、結果走り出したら止まらない。
と、まぁこういうのが一般的な原因であると思われる。


そこで、うちにあるゲームの内いくつかについて二人でもおもしろさを
保てるような方法を考えてみたので、紹介してみようかなと。
この方法についての是非はおいておくとして、我が家ではそれなりに
受け入れられていて、定着している方法である。


ノイシュバンシュタイン城
宮仕えの大工になって、お城を造って王様に気に入ってもらうのが
目的の箱庭作成型ゲーム。
コンポーネントは結構重厚で、でもゲームは簡単。
プレイヤー持ち回りの親が部屋タイルに値段を付けて、各プレイヤーが
順に持ち金で部屋タイルを購入、自分のお城を拡張していくゲーム。
部屋タイルの形や拡張性などが異なっていて、なかなかやっかいな
お城ができあがるので、終わった後も楽しめる。


二人では、ゲームの長さを決めるカードが20枚だけど、これだと
あっという間に終わるからという理由で、5枚増やした。

たったこれだけだけど、意外にガッツリ遊んだ気分が出るのだ。



◎数寄者
江戸時代(?)の商人になって、全国から茶器を買い付けてご主人に
売りつけ、財をなしていくデッキ育成型?ゲーム。
近畿や東海など8つの山に分けられた茶器カードから、手持ちの
お金で茶器を買い付け、ご主人様にオークション形式で売るだけ。
・・・なんだけど、これがなんかはまる。
「○○(茶器の名前)でございます」などと雰囲気を出しながら
取引するのがいいと思うんですけど。


このゲーム、8人までプレイ可能なんだけど、2人でやっても目標の
獲得金額が50両と8人プレイ時と変わらない。
なので、二人でやると一瞬で終わってしまってつまらんので、目標を
100両にしてみると、いろんな駆け引きができるようになって
おもしろさが増した。
50両だとオークションにならないのよね。



◎宝石の煌めき
より高価な宝石を集めるデッキ育成型ゲーム。
個人的なイメージではドミニオンに繋がるんだけど、ドミニオンほど
カードに振られた役割は多くなく、単純に5色の宝石を集めて
より高価な宝石(に当てられている勝利点)を獲得する。
宝石には獲得コストがあって、流動的な資産である貨幣で固定的な
資産である宝石をゲットし、またゲットした宝石(固定的資産として
貨幣の代わりに使える。貨幣と違って、使っても減らない。)と
貨幣をあわせて、より高価な宝石を獲得して・・・という流れ。


このゲームというか、デッキ育成型ゲームって、お金は金持ちの所に
集まるってのを地で行く感じで、一人が走り出したら止められなく
なるパターンの最たるものなので、二人でやってるとどうにもこうにも。
ってなことで、固定資産であるところの宝石のうち、一番コストの安い
山札の量を減らして半分にしたら、常に貨幣が流通するようになった
というか、金満プレイに持ち込めなくなったので、おもしろくなった。


具体的な数で言うと、4人プレイで40枚なのだから2人なら
20枚でいいんじゃないのってことで、20枚へ。
一度27枚(約2/3)でやったけど、まだちょっと多かった。
とはいえ、この辺はプレイヤーによってイメージが異なる部分かと。
ちなみに、40枚から20枚になると、考えることが大幅に増えて
楽しさ倍増でしたよ。



カタン
言わずとしれた・・・これもデッキ成長型?ゲーム。
数字の書いたタイルを並べてタイルの頂点に町、辺に道を作り
サイコロを振って出た目の書かれたタイルから得られる資源を
元手に、町や道を増設して勝利点を得るゲーム。
資源をプレイヤー間の交渉で融通できるってのがウリ。


このゲームも、一人が走り出すと止められなくなってしまうんだけど、
そもそも3人以上って書いてるのを二人で遊ぼうとか言うのが間違い。
交渉がメインのゲームを二人でってのは、やはりナンセンスだよね。
加えて、盗賊なんて言う存在が、二人でやったときに一方的なゲームに
なることを助長していて、なんともはや。


とはいえ、おもしろいことには変わりないんで、なんとか二人でも
できないか考え中。
とりあえず、盗賊のコマ移動だけを無くすってことにすると、若干
バランスは取れるようになったけど、まだもうちょっと。
そもそも二人なんだから、交渉になるわけない。
次いで、二人で4人分のプレイヤーを演じる、つまり一人二役にして
自分同士では交渉できないってことにするとどうだろうかと画策中。
さすがに自分が操るプレイヤー同士で交渉とか、ワロスだからねぇ。
一人二役やって、出来るアシストってあるのか無いのか、
やってみないとわからないので、そのうち試してみよう。