kitunemaskの日記

2019年2月に移らされました。稀に更新してます。

世界樹3 32回目

ゲームは相変わらずやって無い。
んだけど、とりあえず小話が終わったので上げてみる。
ってか、しばらくほんとにやれそうに無い雰囲気。
・・・まぁ、言いながら明日とかやってなくも無いところが、また信用ならんが。
本家(?)の方も一時休載みたいだし、ちょっと時間出来るかもしれないんだけど、
まんが読まないとだし、アニメは降って来るし、年賀状もまだ手がついて無いし
まぁ、ホントにいい訳には困らないなぁ(゚∀゚)


ちゅうわけで、これ以上考えても何もなりそうにない。むりぽ(・ω・)
とりあえずガンダム入れてみた。



〜白亜の森・最奥部〜
婆「到着したようだね。ご苦労さん、デネブのおみせ☆」
デネブ「あら。待たせちゃったみたいね。」
婆「まさか本当にあんたらが敵としてここまで来るだなんてね。
 考え直す気は無いのかい?」
デネブ「そうね。こういう時の相場は世界の半分って決まってるんだけど?」
婆「ふぅ。まぁ、そうだろうねぇ。判っちゃいたんだけどね。念のために聞いただけさ。」
デネブ「随分やさしいのねッ♥」
婆「何事にも手順ってもんがあるのさ。クジュラ!」
ぷ〜「やっぱり居たか。」
ラウニィ「後ろに居るのは、姫君?」
姫「皆様が私の言葉を信じず、こうして白亜の森を荒らしに来るだなんて、とても残念です。」
デネブ「荒らすだなんて、お言葉ね。普通に歩いてただけよ?」
姫「減らず口を。・・・クジュラ。」
クジュラ「お前達とはいい関係を築けると思っていた。それだけに、こんな結果になることが残念だ。
 姫様はただ、兄王様を見つけてもう一度会いたいと願っただけだ。
 だが、お前達はその希望すら・・・。」
デネブ「仕方がないわね。誤解とすれ違いでここまで来たんだもの。もう戻れないわ。」
ぷ〜「・・・俺達には幾度かチャンスはあったはずだ。」
クジュラ「しかし、それも過ぎた話。」
ラウニィ「・・・・。」
デニム「大人ってどうしてこんなにわからずやなんですか?
 どうしてもっと判り合おうとしないんですか?」
デネブ「そうね。でも、あなたにも判る刻が来るわ。」
デニム「判りたくなんかありませんよ。」
デネブ「かわいい事言うわねッ。デニムちゃんは一生私の愛の奴隷に決定ねッ♥」


姫「皆様は兄の言葉を信じ、フカビトを討ちに来たのでしょう?
 でも、それは一体誰の事です。私はただフカビトの力を借り不老長寿の力を得ただけです。
 兄と再び会い、幸せに語り合える日を夢見て・・・。
 それが罪?罪というなら私を討ち取るといい!」
ラウニィ「グートルーネ姫。あなたはそこまでしておきながら、なぜ深都とのすれ違いを
 放っておいたの?フカビトと手を結び、その身を魔物に変えてまでして望んだことを、
 なぜ深王の心を取り戻そうとしなかったのだ。
 あなたの罪は、為すべき事を為さなかったことだッ!」
カボ「シリアス展開になるとカボの出番が極端に減るカボ。」
デネブ「まずその語尾から直さないと無理ね。」
カボ「これは仕様カボ。殺生な話カボ。」
デニム「デネブさんってどうしてこんなに空気を読まないんですか?
 どうしてラウニィさんの見せ場に水を差すんですか?」
デネブ「お姉さんじゃなくってカボちゃんよ?」
デニム「認めたくなんてありませんよ。」


クジュラ「姫様を愚弄することは許さん。そして、姫様を討つならまずは当然俺を
 乗り越えてからにしろ。」
デネブ「クジュラちゃん、あなたいい線行ってたわ。いじり甲斐のあるおもちゃとしてね♥」
クジュラ「戯言を。」
ラウニィ「私の父は過ちを正せぬままに逝った。クジュラ、お前もそうだと言うのか?」
クジュラ「吐かせ。俺は姫様のために尽くすのみ。他に何があろうというのか。」
ラウニィ「それが間違いだと言う事に気づかないのか!?」
クジュラ「ふん。もはや言葉は意味を持たないようだ。かかって来い!」
ラウニィ「この、わからずやがぁッ!!」
ぷ〜「ラウニィ!出過ぎるな!」


戦闘開始


ボカッ!
ドカッ!
シスコン!
ペタフェチ!


戦闘終了


姫「クジュラ!
 ・・・よくも、クジュラを・・・ッ!」
デネブ「考え直してはもらえないのかしらッ?」
姫「私はただ・・・
 あなた方が私を信じてくれていれば・・・」
ラウニィ「くっ。姫君!」
ぷ〜「ラウニィ下がれ!もう遅い!」
姫「そう、全ては遅すぎたのです・・・あなた方との出会いも・・。」
ラウニィ「私はまた、誰も助けられないのか。」
ぷ〜「ラウニィ、まだ終わりじゃねぇぞ。」
デニム「来ます!」


戦闘開始


ポカ!スカ!
ポカ!スカ!
腐ッ!
(`_´♯)


戦闘終了


姫「ぐっ・・・
 私はただ、兄様にもう一度会いたかっただけなのに・・・
 死は怖くない。ただ・・・あの青い海の底にもう一度行きたかった・・・。」


デネブ「片が付いたわね。」
ぷ〜「あぁ・・・。なんか、救われねーな。」
ラウニィ「・・・。」
デネブ「・・・じゃ、深王ちゃんのところに行きましょ。」


〜深都・天極殿〜
デネブ「ってことで、依頼は果たしたわよ?」
深王「グートルーネという名の姫が、フカビトの力を利用し、百年の月日を生きてきた、か・・・。
 我が王として海都に君臨していた際、そのような名の姫は居た記憶が無い。」
ラウニィ「・・・・・。」
深王「だが、もはやどちらでも同じこと。その姫は魔物と化して卿らに討たれ、海都には
 平穏が取り戻されたのだ。」
ラウニィ「・・・。」
デニム「王!あなたはこれでよかったのですか?」
ぷ〜「デニムッ」
デニム「姫は、兄に会いたい一心で魔物にまでなったというのにッ!」
深王「我に妹は居ない。居た記憶も無い。」
デニム「あなたはッ!あなたに人の心は残ってないのですかッ!!」
ぷ〜「デニム!やめろ。」
深王「・・・・。もう、よい。下がれ。」
デニム「しんおぅがごっ。」
ぷ〜「いいんだよ。もう。」
デネブ「お騒がせしちゃったわね。ごめんあそばせ。」



深王「我に妹は居ない、居た記憶も無い。・・・だが、時折何かが頭を過ぎる。
 我を見上げて楽しそうに笑う少女・・・。・・・何故か知っている気がする。
 とても大切な何かを・・・我は忘れて居るのであろうか?」




〜深都・天極殿前〜
デニム「こんな結末なんて、悲しすぎますよ。姫が、報われませんよ。」
ぷ〜「哀しいな。だけどよ、誰も端から哀しいことを望んでたわけじゃねーんだ。」
デニム「?」
ぷ〜「みんな、最初は良かれと思ってやってるんだよ。みんなな。」
デニム「!」
デネブ「人の業ってやつよ。」
デニム「業・・・。それでも・・・。」
ぷ〜「まぁ、なんだ。こんなとこで暗くなっててもいいことねぇだろ。
 とりあえず、戻ろうぜ?」
カボ「そうカボ。出番が無くて消えそうカボ。
 ラウニィなんて、もう円環の理に導かれそうカボよ?」
ラウニィ「(((_ _|||))))ドヨーン 私は・・・私は・・」
デネブ「あら。静かだと思ったら。これはダメね。帰りましょッ。」



〜海都・羽ばたく蝶亭〜
ラウニィ「・・・ふぅ。とりあえず終わったわね。」
ぷ〜「まぁ、一区切りってとこだな。」
カボ「で、これからどうするカボ?」
デネブ「そうねぇ。とりあえず押し付け仕事も終わったことだし、
 なんか奥にあるらしいどこかに行ってみる?」
ぷ〜「よっしゃ。俺達の本当の冒険はこれからって事だな。」
ラウニィ「・・・・・。」
デニム「・・・・。」
カボ「・・・ベタな締め方カボね。」
デネブ「仕方ないじゃない?締めはカノぷ〜に任せるって決まったんだもの。」
カボ「大人の事情満載カボ。」
デネブ「なんにしろ、出発ねッ。」
「はいッ」
「ええ」
「よっしゃ」
「カボ」